日本で初めての原子力発電所・東海原発は既に稼働を止め廃炉が決定しています。

では、残る「東海第2原発」とはどんな発電所でしょうか?

そして現在どういう状況にあるのでしょうか?

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●東海第2原発のいま


1978年11月営業運転開始

稼働してから40年を迎えました。

東日本大震災での被災原発

事故を起こした福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉。震災時は外部電源が消失し非常用電源3つのうち1つが津波で水没。冷温停止に3日かかり過酷事故の一歩手前でした。

人口過密地帯に立地

30km圏内に約96万人が住んでいます(全国の原発で最多)。

新安全協定

5市1村の広域安全協定を締結しました(2018.3全国初)。



●原子力規制委員会の審査

新規制基準の適合性審査は、①設置許可基準審査、②工事計画審査、③運転期間延長等に係る審査が行われていましたが、

2018年11月7日、最長20年の運転延長を許可しました。

①設置変更許可

終了。

審査書案7/4公表。8/3パブコメ終了。

9/26正式合格。

②工事計画

10/18認可されました。

③運転期間延長

11/7許可されました。



●再稼働を巡るさまざまな意見

東海第2原発の再稼働に関しては、県民の中でも、いろいろな立場のいろいろな意見があります。

(再稼働に賛成)

●安全対策をすれば大丈夫

●地元経済のために必要

●クリーンで安定したエネルギー

●国策だから仕方ない

(再稼働に反対)

●地震が起こったら事故を防げない

●原発依存ではない経済に

●処分できない廃棄物を出し続ける

●世界は再生エネルギーにシフトしている

●地震がなくても、老朽化で事故が起こる可能性がある



●再稼働はどうやって決まる?

それでは原発の再稼働は、具体的にどのような手続きを踏んで、決定するのでしょうか?

  1. 原子力規制委員会が、新規制基準に適合しているか審査
  2. 事業者(日本原電)が、安全対策工事を行う
  3. 事業者が、地元自治体に再稼働の同意を求める
  4. 地元自治体が同意すれば・・・再稼働!