日本で初めての原子力発電所・東海原発は既に稼働を止め廃炉が決定しています。
では、残る「東海第2原発」とはどんな発電所でしょうか?
そして現在どういう状況にあるのでしょうか?
稼働してから40年を迎えました。
事故を起こした福島第1原発と同じ沸騰水型原子炉。震災時は外部電源が消失し非常用電源3つのうち1つが津波で水没。冷温停止に3日かかり過酷事故の一歩手前でした。
30km圏内に約96万人が住んでいます(全国の原発で最多)。
5市1村の広域安全協定を締結しました(2018.3全国初)。
新規制基準の適合性審査は、①設置許可基準審査、②工事計画審査、③運転期間延長等に係る審査が行われていましたが、
2018年11月7日、最長20年の運転延長を許可しました。
終了。
審査書案7/4公表。8/3パブコメ終了。
9/26正式合格。
10/18認可されました。
11/7許可されました。
東海第2原発の再稼働に関しては、県民の中でも、いろいろな立場のいろいろな意見があります。
●安全対策をすれば大丈夫
●地元経済のために必要
●クリーンで安定したエネルギー
●国策だから仕方ない
●地震が起こったら事故を防げない
●原発依存ではない経済に
●処分できない廃棄物を出し続ける
●世界は再生エネルギーにシフトしている
●地震がなくても、老朽化で事故が起こる可能性がある
それでは原発の再稼働は、具体的にどのような手続きを踏んで、決定するのでしょうか?